超音波治療器を導入しました。

超音波治療器を導入しました。

こんにちは、おかクリニックリハビリスタッフです。

昨日から当院に新しく超音波治療器を導入しました。
これにより、慢性疾患の治療にはもちろん、骨折・捻挫・外傷に対して効果的な新しいアプローチができ、早期回復を見込めるようになります。

超音波治療とは?

超音波は、人の耳では感じれないほどの高い周波数(20kHz以上)をもつ音波で、これを患部に照射することにより、治癒及び改善を目的とする治療のことを、超音波治療といいます。

超音波治療の効果

超音波治療の生理的な作用は、振動を連続的に身体に当てて熱を発生させ、その温熱で治療を行う温熱的効果と、振動を断続的に起こすことで熱の発生を最小限に抑え、振動の力を利用して治療を行う機械的効果に分けられます。

温熱的効果

  • 組織の伸展性を高める。
  • 血流の改善を行い循環不全による疼痛緩和を行う。
  • 筋紡錘の緊張をなくし筋スパズム(肩こり等)の改善を行う。

機械的効果

  • 微細振動による細胞膜の透過性や活性度を改善させ、炎症の治癒を高める。
  • 細胞間隙の組織液の運動を活発にして浮腫を軽減させる。

様々な症状へのアプローチ

超音波治療器で使用される周波数は、主に1MHz・3MHzの2種類で、治療の目的となる患部によって、浅層部位(筋膜まで)には3MHz、深層部位(筋膜から骨)には1MHzが使用されています。

治療目的に合わせて、作用や周波数を変えることにより様々な症状に対応した超音波治療を行うことができます。

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